マルチスライスCT
最新鋭のX線CT装置
市民病院の診療放射線室では、平成18年11月24日から最新鋭のX線CT装置(全身用コンピューター断層撮影装置)が稼働しています。
県西部地区では2台目の導入で、64列マルチディテクターCTと呼ばれているものです。
従来の装置では、機械が1回転することで、1枚撮影していましたが、現在の装置では、1回転で最大64枚の画像を撮影することができます。
しかも、非常に薄い0.625mmの厚さで断層を撮影できるため、小さな異常もとらえることが可能です。
CTの回転速度も0.4秒と非常に速く、10秒程度で全身を撮影できます。短時間で広範囲の撮影が可能になったことで、息を止めることが難しい患者さんや救急の患者さんの負担を減らすことができます。
64列マルチディテクターCTになり注目されているのが、心臓の冠動脈撮影です。X線吸収量を増強させるための薬を使えば、患者さんの負担が少なく撮影できるようになりました。
3次元画像
検査に応じて、画像処理装置を使い、3次元立体画像を作成します。
3次元立体画像は、動脈瘤や動脈硬化性病変の診断、さらには手術や治療計画に役立てています。
病気の早期発見、治療のため、最新鋭の機器を最大限に活用していきます。
(診療放射線室長 伊藤雅夫 平成19年2月)
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