| 骨そしょう症を予防しよう
【転倒による骨折が増えています】
骨粗しょう症は、長年の生活習慣などで骨の密度が低くなり、骨折しやすくなる病気です。市民病院では、平成17年に130人の大腿骨近位部骨折(太ももの付け根の骨折)の方が手術をしました。これは平成15年の80人に比べて60%も増加しています。しかし、手術で骨折は治っても、周りの筋肉が弱っているため、元通りに回復せず、日常生活に支障をきたす場合もあります。
【骨量は18歳ごろから減っています】
骨量は、18歳ごろをピークに、年をとるごとに少しずつ減って、骨の構造が弱くなっていきます。骨量の減少は、主に骨の中のカルシウムの減少が原因です。できるだけ骨量を減らさないためには、日常生活の食事や運動に注意が必要です。
(右グラフ出典:財団法人骨粗鬆症財団)
●バランスの良い食事をしよう
炭水化物、ミネラル、たんぱく質、カルシウム、ビタミンなどバランスの良い食事をとることが、骨粗しょう症の予防につながります。
●運動して骨を丈夫にしよう
骨を丈夫にするには、カルシウムをとることと同じくらい運動することも大切です。運動は、骨の血液の流れを良くして、骨をつくる細胞の働きを活発にします。また、運動によって体の筋肉が鍛えられて、転びにくくなります。運動する機会が少ない閉経後(50代以上)の女性が骨粗しょう症になりやすいといわれています。運動する機会が少ない方は、散歩や軽めのスポーツでも少しずつ運動することをお勧めします。ただし、病気などで運動を制限されている方は、主治医に相談してください。
(整形外科部長 丸山正吾 平成18年5月稿)
お問い合わせ先:市民病院医事課 電話43-2511(代表)
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