袋井市立袋井市民病院
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インフルエンザは単なる風邪ではありません

インフルエンザは、普通の風邪より症状が重く突然40度近い高熱や全身の痛み、けん怠感が襲ってきます。その後、鼻水、のどの痛み、せきが加わるのが典型的な経過です。肺炎、脳炎、心筋炎などの多様な合併症もしばしば引き起こします。
 インフルエンザは、くしゃみやせき、手についた鼻水、のどの粘液などで感染し、短期間で広範囲に流行します。特に新型のインフルエンザウイルスが出現すると、1918年のスペイン風邪のように全世界で猛威をふるう可能性があるといわれています。
 インフルエンザの潜伏期間は1〜3日で、発症すれば3〜5日(小児では7日)後まで感染力があります。
 予防にはインフルエンザワクチンが有効です。一般的に、健康な成人がワクチンを接種するとインフルエンザにかかる割合が70〜90%減少します。しかし、ワクチンの効果は完全ではありません。過信は禁物です。ワクチンを接種して、流行時には人混みへの外出を控え、マスクなどでくしゃみやせきによる感染を予防し、手洗いすることが大切です。
 インフルエンザにかかっても、発症後2日以内に飲み始めれば症状を軽く短くする薬があります。流行時に突然の高熱が出たら早く医療機関に受診してください。体の弱い方や幼児、高齢者では合併症が多いので注意が必要です。

(副院長 源馬 均 平成16年10月稿)



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