袋井市立袋井市民病院
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薬の副作用について

薬の「主作用」と「副作用」
 「副作用」とは、薬を飲んだ時に現れる、期待された作用(主作用)以外の作用をいいます。例えば、かぜ薬を飲んで熱が下がり、せきも止まったけれど眠くなった場合、熱が下がって、せきが止まったのは期待された作用ですが、眠くなったのはそれ以外の副作用となります。残念ながら、副作用が絶対ないという薬はありません。

副作用の頻度について
 副作用の頻度については、ビタミン剤のように、ほとんど副作用のない薬から抗がん剤のように高頻度で起こるものまでいろいろです。薬の説明書には、副作用の頻度を0.1%未満、0.1〜0.5%未満、頻度不明というように記載し、一概に何パーセントとは記載していません。
 副作用が起こりやすい方は、アレルギー体質の方、肝臓や腎臓の悪い方、高齢の方、何種類もの薬を飲んでいる方などがあげられます。

「主作用」と「副作用」を理解しよう
 薬による治療で問題となるのは、「副作用」を恐れるあまり、薬を飲まず肝心な治療をすることができなかったり、逆に「副作用」を全く考えずに薬を飲んだりすることです。「副作用」を理解した上で、薬を正しく使うことが大切です。抗がん剤による治療の場合などでは、「副作用」と闘いながら「主作用」を期待して薬を投与する場合もあります。つまり、「副作用」による害よりも「主作用」による効果への期待が上回る場合は、投与します。
 薬は、正しく理解して、決められた時間や量を守って服用しましょう。

(診療技術部長 加藤久長 平成18年8月稿)

お問い合わせ先:市民病院医事課 43ー2511



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